深大寺「白鳳院」の建立について
深大寺では開創1300年記念事業の一環として、国宝 釈迦如来倚像(通称 白鳳仏)を安置する新たなお堂「白鳳院」の建立を計画しています。
白鳳仏は、飛鳥時代後期につくられた東日本最古の国宝仏であり、少年のような微笑みをたたえる我が国を代表する仏像です。
白鳳院の建立計画は、物価高騰等の理由から一時中断していましたが、このたび世界的な建築家である隈研吾氏の設計のもと、建立計画を再開しました。落慶は、令和9年(2027)を予定しています。白鳳仏の美と信仰を大切にし、明るく平和な世界を祈念する場とします。同時に、水と緑の多い深大寺にふさわしい景観を目指します。
皆さまからのご寄進は、建築部材の一部として、国宝である白鳳仏の保存をより良くするために活用させていただきます。是非とも白鳳院建立の主旨をご理解いただき、結縁によるご厚志を賜りたく心よりお願い申し上げます。
令和5年11月
深 大 寺